ハーレーダビットソン福井・金沢・富山 スタッフブログ

ブレーキフルード

2024.12.06

こんにちは!サービスの井上です!

12月に入りましたね!雷が鳴ったり、あられが降ったり、今年も北陸の冬が来た、という感じがしております!

10年以上石川県に住んで、もう慣れましたが、関東から引っ越してきたばかりのころは、気候の変化に驚くばかりでしたw

今回は、ブレーキフルードのメンテナンスについて書こうと思います!

ブレーキフルード交換の推奨時期は、車検ごとの交換となっており、車検整備をご依頼いただく皆様全員に、交換をオススメ致しております!

その理由は、ブレーキフルードは、月日が経つごとに、空気中の水分と混ざって劣化するためです。

では、劣化したフルードをそのままにすると、何が起こるか?

 

フルードに水分が混ざると、沸点が下がり、ブレーキの効きに影響が出てきます。

ブレーキは、熱を発生する部分で、フルードの沸点が下がるとフルードが沸騰してしまいます。沸騰すると、気泡が発生し、エアがかんだ状態になり、ブレーキが効かなくなってしまいます。

これを防ぐために、定期的にフルード交換をすることが重要となります!

 

そして、もう少し劣化が進んだ状態のブレーキフルードが、以下のような状態になります!

少し個体化が進んでおり、このまま放置すると、ブレーキラインが詰まってABSユニットが故障したり、ブレーキが効かなくなる恐れがあり、修理が非常に高額になります!

長い間交換をしなかったり、ブレーキマスターに水分が貯まるような状況が続くと、こんな状態になってしまいます!

こちらが、きれいに清掃が終わったマスターシリンダーです!

車検ごとの、定期的なフルード交換を怠ると、さっきのようなことにもなりかねない為、皆様ぜひ車検時にはブレーキフルードは交換しましょう!

キャリパーのブリーダーから、しっかりエア抜きをして、作業完了です!

車検整備のご依頼、ありがとうございます!

 

そしてそして、関連する部品では、油圧クラッチのフルードも同様ですよ!

このように、クラッチレバーのところにマスターシリンダーがついているモデルが該当します!

こちらの油圧クラッチには、ブレーキと同じブレーキフルードが使用されております。こちらも、交換を怠ると、クラッチの切れが悪くなる原因となってしまいます。

車検時には、ブレーキフルードと併せて交換を推奨致しております!

 

以上、ブレーキフルードのメンテナンスについてでした。

点検整備、カスタム相談、どうぞお気軽にご相談ください!


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